旭日旗差別問題

　ほんの数年前から始まった韓国による旭日旗批判の運動は、国の内外にかかわらず単に似ているだけの模様の排除まで推し進めるという、一見すると滑稽とも思える異様な運動のようではあるが、その根底にあるのは日本への異常な差別意識の発露に他ならない。朝鮮人お断り、といった文言を公的に掲げれば差別という批判が飛び交うであろうことと同様に、彼らのやっている旭日旗お断りの運動も、紛う事なき忌まわしき差別なのである。
　したがってこの問題に関しては、れっきとした韓国による日本への民族差別、日本文化差別なのだということを意識した上で、逆に日本側から問題化すべきであろう。
　世の差別問題に敏感な人たちは例によって、この件に関しては無視を決め込むか、あちらの側に立ってばかりなのだろうが。