時代を語る [雑感]
ある人がある人の行動に対し、「そんなことは今の時代に合わないよ?」と批判めいた論評をしていた。つまり、時代に合わせろ、ということだ。
一方で、時代と言えば、「時代に迎合するなよ」という批判も定番といえるもので、時代ではなく自身の判断に従うのがよいともいう。つまりは時代に合わせると合わせないとの、どちらの立場でも批判は可能なのである。
結局は「時代」の問題ではなく、それを口にしている人が持っている価値観によってどちらに寄せる批判もできるということであり、「時代」を引き合いにすることで、自分が今をいかに正しく認識しているか誇示しているのであろう。より具体的な提示を伴わない限りでの、漠然とした「時代」との比較は、たいていの場合、軽薄で胡散臭い。
一方で、時代と言えば、「時代に迎合するなよ」という批判も定番といえるもので、時代ではなく自身の判断に従うのがよいともいう。つまりは時代に合わせると合わせないとの、どちらの立場でも批判は可能なのである。
結局は「時代」の問題ではなく、それを口にしている人が持っている価値観によってどちらに寄せる批判もできるということであり、「時代」を引き合いにすることで、自分が今をいかに正しく認識しているか誇示しているのであろう。より具体的な提示を伴わない限りでの、漠然とした「時代」との比較は、たいていの場合、軽薄で胡散臭い。
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