SSブログ

存在の意義と価値 [政治]

 以前、「安倍総理叩きとUFO論争」というタイトルで記事を書いた。
 UFO論争というのは某番組で某科学ジャーナリストが指摘していた、次のような点である。
 UFOが存在しないという悪魔の証明を明示させることは難しく、目撃例を後から検証しても確実な証明は難しいため、存在を信じているUFO信者たちを納得させることはできないこと。そして信者たちも存在の証拠は持っていないが、国や軍は持っているはずだから出せと要求し、そんな自分たちの望む答が得られないためにいつまでも国を疑い続け、さらには物証を捏造してでもUFOの存在と国による隠蔽が主張され、それが都市伝説のように増殖していること。
 以上のような身勝手なUFO信者たちと国との構図が、そのまま現今の野党マスコミ連合と安倍総理との関係と同じであることを指摘した記事である(ちなみに、個人的にはUFOという現象に何か未知の背景がある可能性は否定できないと思っている)。
 ふと気になって確認し、驚いた。上記の記事を書いたのは昨年の七月末だ。
 自分たちの望む答が得られないゆえに「疑惑は払拭されていない」といつまでも駄々を捏ねる野党の姿勢にうんざりして、まるで上記の科学ジャーナリストが指摘するUFO信者みたいだなと思って記事を書いたときから、そろそろ一年が経とうとしている。先日は野党有利だった新潟県知事選で与党側候補が勝利しているから、野党側のわけのわからなさも一般に浸透しつつあるのだろうが、それでも今のところ野党側に一連の自分たちの姿勢に対する反省などは見られない。
 上記の番組では、ロズウェル事件についての徹底した調査が米軍によって1997年に行われたときの、あるUFO研究家の言葉を紹介している。「もし我々からロズウェル事件がなくなってしまったら、我々はまた空の彼方に見える奇妙な光点を追い求めるだけの存在となってしまう」。
 疑惑が存在しなくなったら、それを追及している自分たちの存在意義も失ってしまうのである。哀れと言えば哀れだが、しかしそんなことで国政を掻き乱されては、たまったものではない。
 
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

墓穴を掘る失点承知で ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。