SSブログ

希望を騙る党 [政治]

 希望を騙る党は、これでもかと言わんばかりに失敗するための要素のことごとくを獲得していくという、実に面白い興亡劇を見せてくれた。
1.自民都議に対する反感による当選を自分の実力と誤解。これがすべての始まり。
2.都知事としてたいした実績もないのに国政に食指を動かし、都民の反感を買う。
3.素人ばかり集めた政治団体ですぐに国政に打って出て、真面目な有権者の顰蹙を買う。
4.民進党の議員と合流することで、反民進派や保守派の支持を失う。
5.民進党の左派を切り捨てることで、左派やマスコミから反発を受ける。
6.出馬しないことで女性総理誕生を妄想していた支持者が離れる。
7.選挙戦になってモリカケで首相を批判し、テレビに毒されない層から呆れられる。
8.花粉症をゼロにすると公約に掲げ、失笑を誘う。

 もっとじっくり腰を据えて機を窺い、タイミングさえ合えばもう少し何とかなったのかもしれない。都知事選やその後の都議選における成功は王蟲を薙ぎ払ったときの巨神兵のようなもので、一時の歓喜に包まれたが、あっという間に腐って崩れ落ちてしまった。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

悪の枢軸サザエさん批判記事 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。