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初詣の悩み [宗教]

 年が明けて一時間後くらいに、近所の神社に参拝することをここ数年来の慣わしにしている。いつもその時間には正面の鳥居から道を挟んで数十メートルの列ができ、参拝するにはかなり待たなければならなかった。
 ところが今年は、鳥居前の道路を越えての列を成しては居なかった。雨も雪も降っていない、心地よく冷たい冬の夜なのに、鳥居のすぐ前までにしか人はいなかった。全体の列の長さとしては、従来の半分弱といった参拝者の数だったのである。こんなのは初めてだ。
 不況のせいだろうか。しかし、それだからこそ僅かな額のお賽銭での神頼みが増えるとも思われるが、あるいはそんなことすらしないほどの無神論や厭世観が蔓延ってしまったのか、などと考えつつ、こちらはいつものように周りの人たちが滅多にしない型どおりの二礼二拍手一礼で参拝し、神宮大麻と神社の御札を頂いた。
 境内では古い御札や破魔矢などがお焚き上げされている。しかしそれはただの焚き火に御札等が投げ込まれているだけで、無料で配られている甘酒を飲んだ後の紙コップやその他のゴミなども、人々は勝手に火中に投げ込んでいる。これはいつもの光景だ。
 毎年、古い御札をこのときは持参しているのだが、やはりいつものように、ゴミと一緒に御札を焚き上げるのが躊躇われ、翌日に再び神社を訪れて、人の少なくなった状態の時に火中へと投じた。
 毎年、なんとか改善されないものかと頭を悩ませている。
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