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下衆政権 [政治]

 憲法をねじ曲げて天皇陛下を政治利用した小沢一郎は、「もし陛下に聞けば、会いましょうと必ず言う」と発言し、問題をすり替えて自身を正当化していた。
 これは相当に卑怯な言い訳だ。実際に天皇陛下に伺いを立てて判断を委ねることはできないし、仮にできたとしても立場上は「会いましょう」と答える以外に選択がないからである。天皇陛下の実際の心中はどうあれ、立場上は「会いたくない」と決して発言されないことを小沢は分かっている筈なのである。
 先日、亀井静香が天皇陛下との昼食会で、「権力の象徴である江戸城にお住まいになるのは立場上ふさわしくない。京都か広島にお住まいになってはどうか」と発言したという。
 今頃になって江戸時代の権力の象徴をうんぬんするのも訳の分からない話だが、最も無礼なのは、たとえ相手が陛下でなくても、赤の他人が七十過ぎの老人に向かってその生まれ育った土地を離れて生活するよう提案しているということだ。
 候補地に広島を挙げているのはそれが亀井の出身地だから、冗談めかして語ったことになるのだろうが、今現在の住居を「ふさわしくない」と言い切るのは軽口の域を超えている。親しい友人知人や目下の人間ならともかく、相手は陛下なのである。
 また、陛下との会話内容をなにかと公言するのも問題だ。鳩山由紀夫も以前、労いの言葉を賜ったとかいう発言をしていたように記憶しているが、そのように天皇陛下との会話をあれこれするのも、天皇陛下の政治利用になりかねないだろう。昭和天皇は贔屓の相撲取りの名も明かさないほど滅私に徹し、変に利用されたり社会に影響を与えることを防いでいたのだが、この政治家どもは会話内容を公にすることの許可を今上陛下に得ているとも思えない。
 いずれにしても傲慢で下衆で無礼な、醜悪すぎる政権の政治家どもである。
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