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検討の余地 [国語]

「検討がつかない」というテロップを見て、相変わらずテレビは情報を扱うメディアなのに日本語能力が低いなと思ったその翌日、ある本を読んでいたら、「検討はついていた」という文章に出くわした。どちらも予想や見込みが立つか立たないかという文脈であるため、正しくは「見当」であろう。
 読んでいた本というのは専門書や文学書の類ではなく、小説とも実録とも判断のつかない、たわいもない読み物だった。とはいえ文字だけで勝負する媒体にも関わらず、このような見当違いの変換で印刷されてしまうのは、執筆者にとっても編集者にとっても恥ずかしいことだ。誤植等のミスはいつの世にもあるとはいえ、最近とみに目立っているような気がするのは思い過ごしだろうか。

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