狛犬知らず [雑感]
有名な番組なので見ていた人も多いだろう。神社にやって来た外国人(アメリカ人か)が狛犬を目にし、これは何かと同行している番組ディレクターに聞いた。すると、「えっと、あのー、こまいぬ?いや、ちょっとわからない…」と困惑しながら答えた。
そして別の神社で稲荷社の前にある狐の像を目にして、さっきと違ってどうしてこれは狐なのかと質問したが、やはり、わからないと返答していた。
狛犬の歴史とか特殊な知識を問われたというわけではない。たとえこのディレクターが宗教に関心がなかろうと、あるいは別の宗教のみを熱心に信仰していようと、古くからこの日本のいたるところに当たり前のように存在している狛犬を認識していないとは、いったいどういうことだろう。
いくらバラエティ番組とはいえ、公共の電波に乗る番組の制作現場の責任者がこんなにも無知では、われわれはいったい何を見せられているんだろうと考えてしまう。
前回、某番組で「準じる」と「殉じる」を間違えていたことを書いたが、その番組は本を紹介する番組だったらしい。それなりに言葉に関わる知識が求められていながら、その程度のレベルであり、バラエティとニュースとドキュメンタリーが融合したような番組ばかりにあっては、問題はテレビ界全体にわたるものといえるのではなかろうか。
そして別の神社で稲荷社の前にある狐の像を目にして、さっきと違ってどうしてこれは狐なのかと質問したが、やはり、わからないと返答していた。
狛犬の歴史とか特殊な知識を問われたというわけではない。たとえこのディレクターが宗教に関心がなかろうと、あるいは別の宗教のみを熱心に信仰していようと、古くからこの日本のいたるところに当たり前のように存在している狛犬を認識していないとは、いったいどういうことだろう。
いくらバラエティ番組とはいえ、公共の電波に乗る番組の制作現場の責任者がこんなにも無知では、われわれはいったい何を見せられているんだろうと考えてしまう。
前回、某番組で「準じる」と「殉じる」を間違えていたことを書いたが、その番組は本を紹介する番組だったらしい。それなりに言葉に関わる知識が求められていながら、その程度のレベルであり、バラエティとニュースとドキュメンタリーが融合したような番組ばかりにあっては、問題はテレビ界全体にわたるものといえるのではなかろうか。
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