鳥居を潜るなと [宗教]
以前、どこかで誰かが、「喪中の間は鳥居を潜ってはならないというので、柱の外側を通って鳥居を潜らずに神社に参拝しました」と書いていた。
もちろんこの「鳥居を潜らない」というのは、神社に参拝してはならないということを意味しているのだから、潜らないで境内に入れば参拝して良いのだということではない。まあ、笑い話として聞くことはできる。
学生の頃、知人が大晦日の明治神宮の様子を観たいというので、同行した。その知人は何故か鳥居の柱の外側をわざわざ通って境内へと進んでいった。変なことをする奴だなあと不思議に思ったのだが、後、そいつは創価学会員だということがわかり、やがて学会員は鳥居を潜ることを禁じられているのだと知った。
たぶん、創価学会で「鳥居を潜るな」というのも、神社参拝をしてはならないということを意味していたのだと思う。それを文字通り解釈した鳥居の下を避ける行為も笑い話だが、なんだか哀しいくらいに滑稽だ。
コメント 0